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無垢材

フローリングに無垢材を希望される方が最近増えてきました。

「無垢材ってあったかいんですか」

「固いんですか」

今まで既製品の床材を使われてきた方から、このような質問もよくされます。

ですので、私たちは最近よくこちらへお施主様をご案内します。

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無垢材・古材を扱われている、京都伏見の丸嘉さんです。

店内に入るといろんな種類の無垢材がずらり!

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いろんな素材の木があります。

このショールームの中は気持ちにいい木材の香りが充満していて、ゆったりホッとした気持ちになります。お施主様の表情も和らぎます。

店員さんもとても親切な方で、色々な木材を出してきてくださり、「実際に手や足で触れてみてください。」と進めてくださいます。

下の写真は、実際に足で硬さを踏み比べているところ。

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よく床材に使われる、杉、檜、松(パイン)、楢(オーク)、そして桜などを見せて頂きました。

木の種類が針葉樹か広葉樹かで、硬さが違ったり、節や縞模様が目立ったり、いろんな変化があり、それを一つ一つ説明して頂くので、お施主様だけでなく、ご案内した私たちも改めて勉強させて頂きます。

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こちらは面白い実験の様子。

4種類ほどの特徴のある木材と、合板の床材をすべて冷蔵庫に入れて保管しておいたものを持ってきていただき、触ったときに冷たさを比べるというもの。

杉などは軽く、空気を含む木材なので、暖かく冷蔵庫から出てきてすぐに触っても暖かく感じましたが、桜やオークなどは固く気密性の高い木材なので、少し冷たく感じました。合板の床材は、凍るように冷たかったです。

暖かいのは杉材などですが、柔らかい材質なので、傷つきやすいというデメリットもあります。

柔らかい木と固い木にはそれぞれのメリットデメリットがあるんですね。

こんな実験もありました。

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檜の香り比べです。

右は国産の檜。左はカナダ産の檜です。

同じ檜ですが、産地が違うと香りが違う。

どちらが好きかは好みがわかれるところかもしれません。

リラブには無垢材が好きな方がよく来られます。

無垢材は素敵ですが、合板の既製品と違い、生きているものですので、メンテナンスも面倒に感じることがあるかもしれません。

ですので、それをご理解いただいた上で、無垢材を使用してほしいと私たちは考えています。

ですので、このようなショールームは本当にいいと思います。

実際に、ここへ来られた方もとてもいい表情になって帰られます。

さて、無垢の床材の話ばかりでしたが、丸嘉さんは古材のお店でもあります。

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こんな古い建具もたくさん置いておられます。

思わず懐かしい気持ちになりますね。

弊社でご相談されている方やこれからご相談される方で、無垢材を見てみたい方、古材を利用してみたい方は喜んでご案内しますので、ぜひお声がけください。